私は普通の圧力鍋ですら、使いこなせませんでした。
レシピによって何分加圧するか分からなく、途中で中身を確認することもできない為、応用することができなかったのです。
そんな私が5万もする圧力鍋を使いこなせるのだろうかと心配でした。
「ホットクック最高です!」というレビュー見ても「いや、あなたはきっと料理上手でしょ…。」と「使いこなせない」「使わなくなった」など失敗レビューばかり検索していました。
なのでホットクックを使いこなせるようになった私が思う「使いこなせない人」をお伝えしようと思います。
ホットクックを置く場所がない人
以前の記事と重複してしまいますが、
ホットクックはたまに使う調理器具ではありません。ホットクックではできない料理以外は全てホットクックを使うくらいです。私は購入後2年半で自動メニュー1000回使いました。手動メニューも加えれば1日平均2、3回は使っていると思います。
キッチンに置き場がないから、使う時だけ出すのは面倒になると思います。出すのが面倒だからコンロで作ればいいや…となってお蔵入りしてしまいます。
まずは置き場を確保できるかどうか考えてみましょう。
コンセントの数が少ない人
ホットクックの消費電力は2.4L(800w)、1.6L(600w)、1.0L(350w)あります。
機種によって違いはあると思いますが、炊飯器5合炊き1200w、電子レンジ1300wです。
1つのコンセントは1500wが一般的なので全てを同時に使うのは難しいし、火事の原因にもなり兼ねません。※穴が2つあっても合わせて1500wです。
ホットクックの調理時間は八宝菜25分くらい、カレー45分くらい、ゆっくり煮込むレシピは1時間以上です。この間、炊飯も電子レンジも使えないのは効率が悪いですよね。
私は【電子レンジ・ホットクック】、【炊飯器】でコンセントを分けて、電子レンジとホットクックを同時に使わないようにしていました。もし使う場合は電子レンジの温めのワット数を下げていました。
炊飯器を手放し、ヘルシオとホットクック2台持ちの今は【ホットクック2.4L・1.0L】、【ヘルシオ】で分けています。
消費電力のことを考えずに購入すると、逆に効率が悪くなってしまいますので注意しましょう。
調理時間の時短を求めている人
上記でも述べましたがホットクックの調理時間は25分から1時間以上です。
時間から言えばコンロで調理した方が早いと思います。
ホットクックの名前の由来は「ほっとく+クック」なので、ホットクックが頑張ってくれている間に他のことができる=時短になるということです。
帰宅後15分でご飯ということではないのです。(予約メニューがあるレシピでは可能です。)
料理上手な人
ホットクックは材料と調味料を入れて、あとは完成までお任せです。途中で食材を投入するレシピもありますが、ほとんどが最後までお任せです。
なので固い食材は先に入れる、触感を残したい食材は後でということはなく、簡単に言えばごった煮ができるのです。(煮物以外に卵焼きとかケーキも出来ますよ。)
一時停止して蓋を開けて再スタートも可能ですが、何度もやってたらホットクックの前から離れることが出来ないですよね。
自分なりこだわりがあり、料理すること自体が嫌いじゃなく、段取りもいい料理上手な人は最後までお任せのホットクックは向かないかもしれません。
時短より味を求めている人
私のように料理が大の苦手な人からすればホットクックを使うことによって料理がおいしくなりました。特に芋の煮物はホクホクですし、角煮もホロホロになります。
しかし以前にも述べたようレベル1がレベル100にはならないのです。料理は苦手のままです。
ホットクックの強みを活かしておいしくなるレシピもたくさんありますが、やっぱり最後はその人の料理スキルだと思います。
でも料理の負担を軽減してくれました。今までは時間を掛けて頑張っても失敗ばかりでしたが今は楽して前よりおいしい料理ができました。相棒ができた感じです。
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